酢豚ちゃん
強制女装的な話とか。
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■ストーリー■
日本最大の大財閥雄々山家は、深刻な危機を迎えていました。
総帥瀬祭の死後、雄々山家の総帥代理となった妻真澄には金銭感覚がなく、
国家予算規模と呼ばれた雄々山家の家計は、気が付けば火の車。
グループ傘下の各家に借金まみれになって、赤紙だらけの状況に有様にまで落ちぶれていました。
そこで真澄は考えたのです。
瀬祭の隠し子で、真澄も溺愛している瑠偉にお願いしようと……。
瀬祭は瑠偉には興味がなく、彼は妾であった母の死と共に路頭に迷いかけたのですが、
本妻真澄に引き取られて、その愛情を一身に受けてすくすくと育ったのです。
そんな彼の最大の悩みは家庭環境でもなんでもなく、その容姿。
何しろ360度美少女にしか見えない外見に、小鳥も泣いて逃げ出す可愛らしい声なのです。
男の子なのに、男の娘だったのです。
挙げ句に母真澄の愛情は時に暴走を致しまして、
女装をさせるは、ブラにパンティをはかせようとするは、仕舞いには、
「瑠偉ちゃんの花嫁姿、早くみたいなぁ」等と、根本的に間違ったことまで言い出すしまつです。
ですが瑠偉は頑張りました。
男子校に入学し空手部に入り、必死に腕を磨いたのです。
1年も過ぎると、その腕っ節は学内一となり、もう誰も瑠偉には逆らえないようになったのです。
そんな漸く手に入れた平穏な学生生活でしたが、
真澄からの呼び出しが瑠偉の運命をガラリと変えてしまったのです。
瑠偉が雄々山家に帰るなり、真澄が一言、
「瑠偉ちゃん、ごめんね。お母さん、お金使いすぎて破産しちゃいました」
のほーんと驚愕の事実が待ち受けていたのでした。
そして明かされる驚愕の借金返済計画。
さてさてここからは皆様の予想通り……?? かどうかはわかりませんが、
そこはお立会い! しゃくなげ第三弾! 「乙女な王子様のイチャらぶ☆学園青春アドベンチャー」
是非お楽しみに♪
多額の借金の質として、4人のヒロインの生け贄???……となるべく
名門女子校聖憐女学園に放り込まれた大山瑠偉の受難(性的)の物語。
雄々山グループを構成する秋山家、久保田家、剣菱家、三和家の4家は雄々山家没落に伴い、
時期グループトップを決める方法として雄々山家後を引く唯一の人間である
瑠偉を婿に迎えた家をトップとすることを親族会議によって決定した。
その引き替え条件として、雄々山家の天文学的借金は棒引きとなる以上、瑠偉には断ることが出来ず、
彼らが競争の場とした名門女子校『聖憐女学園』に女の子として入学する羽目になったのだった。
女子校『聖憐女学園』には一つの伝統がある。
純粋培養された女生徒達が男に現を抜かさないように、
生徒達の中から4人の『宝石の王子』を選び、男役とするのだ。
バレンタインデー、クリスマス、誕生日、ダンス……etc、
全て彼女達が『宝石の王子』として女生徒達の憧れを一身に受ける事になる。
実際、そんじょそこらの男では到底敵わぬ美貌の王子達が累代選ばれ、
学園の風紀は守られてきた(その代わりに、多数の百合を輩出して来たが……)。
そしてヒロイン四人こそが、今年度の『宝石の王子』であった。
転校して来た瑠偉はそうとは知らず、
幼馴染みの美冬に気軽に声をかけてしまう。
皆の憧れであり神聖不可侵の美冬と仲良く喋ってしまった瑠偉は、
当日から強烈な虐めの対象となってしまう。
そんな瑠偉を見かねた美冬は、
彼を『宝石の王子』付きのメイドとすることで守る。
が、それは瑠偉が『宝石の館』に住み込み、
彼女達に奉仕することでもあったのだ。
かくして、転校当日から瑠偉は彼女達と寝食を共にする羽目になり……。
当然、そんな身近な生活で男である事を隠し通せるわけもなく、
雄々山家の男だと分かった時から、
『宝石の館』は瑠偉争奪戦の主戦場となるのであった。
性に興味津々な『宝石の王子』達によって、
日々危険度を増す瑠偉の貞操、メイドとして弄られる日々、
そんな中で果たして瑠偉は、安息と本当の愛のあるセックスを手に入れ、
お嫁さんを決めることが出来るのであろうかっ。
「……てか、これじゃボクがお嫁さんじゃないかぁぁぁぁ」
■登場キャラクター■
◆三和琥珀
一年生だが『宝石の王子』に異例の選出をされた、子犬、小猿みたいなヒロイン。
野心家の父親を持ち、また瑠偉同様妾の子であり、
父親に絶対服従として育てられてきた。
まだまだ悪戯盛りであり、何かと問題を起こすトラブルメーカー。
おかしな虫が付かないように、
父親のごり押しで蛇山さんが専属メイドとして、同じ学年に居る。
◆大山瑠偉
男子校で男を磨いていたはずが、頭の上がらない義母のおかげで、
大金持ちから借金まみれになり、果ては女子校に放り込まれた薄幸の美少女……(でなくて♂)
妾腹の子であることから、父親に最後まで認知はされなかった生い立ちを持つが、
義母の愛情で真っ直ぐ優しい性格として育った。
やや優柔不断で鈍い面もあるものの……。
元々はボクと自分を称するが、女装中は義母の調教により
泣く泣く、私+丁寧語を駆使する。
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